萌えるもよし、燃えるもよし

或る書籍プロデューサーの関わった書籍や、周辺事情の紹介。

Articles

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

女皇の帝国 内親王那子様の聖戦 (4) 1942 巨艦出撃!

女皇の帝国 内親王那子様の聖戦 (4) 1942 巨艦出撃!

著 者 :吉田 親司
イラスト:冨沢和雄/鷲尾直広
出版社 :ベストセラーズ WANI NOVELS 265
発 売 :2009-11-20
ISBN10:4584179654
定 価:\940

我々の知る昭和に似た、別の歴史にある『1942年』の初夏。
――戦艦砲を遙かに超える破壊力と射程を持つ巨大列車砲「ユニコーン」「サイクロプス」。
航空機に向けて必殺のシャワーを浴びせる大口径対空自走砲「フーリガン・タンク」。
9トンもの爆弾搭載量を有し推進式プロペラを装備する超距離爆撃機「雷神」。
これら無敵の装備に、900機の艦載機、乗員数は2万人――。
それが、大日本帝国海軍の誇る海上移動要塞こと氷山式空母〈草薙剣(くさなぎのつるぎ)〉である。
内親王那子様座乗の〈草薙剣〉は母港アラスカを出撃、ミッドウェー諸島方面へと舵を切った。ソ連海軍は、常識を越える巨艦の出撃に対抗すべく、迎撃艦隊を編成する。そして、〈草薙剣〉の刺客として、〈ツングースカ〉と改名された戦艦〈武蔵〉が差し向けられる。
かくして、日ソの死力を尽くす壮絶な艦隊砲撃戦の火蓋が切られた。

祖国奪還の最終兵器を手にした可憐な姫君が、激突する巨艦の決戦に挑む、『女皇の帝国』第四弾、満を持しての登場。

破邪の一閃、女神の剣!
こんなプリンセスを僕たちは待っていた!!

...続きを読む

スポンサーサイト

女皇の帝国 内親王那子様の聖戦 (4) 1942 巨艦出撃! テスト表紙デザイン公開

女皇の帝国 4 表紙テスト版

著 者 :吉田 親司
イラスト:冨沢和雄/鷲尾直広
出版社 :ベストセラーズ WANI NOVELS 265
発 売 :2009-11-20
ISBN10:未定
定 価:\940

おまたせしております『女皇の帝国』続刊ですが、第4巻は11月20日に発売となります。
本日はそのカバーデザインテスト版をご紹介します。
謎の推進式四発巨大爆撃機、戦艦大和搭載の46センチ砲を遙かに凌駕する巨砲群、これらを搭載する超巨艦の正体は?
まもなく登場の本編で、是非お確かめ下さい。

完成版カバーとあらすじは、来月初に当blogにてご紹介の予定です。


戦記冒険小説企画 兵器デザイン案の公開

前回blogに紹介の企画用に作成した架空兵器デザイン案をご紹介します。
これから戦記冒険小説作品を作りたいとお考えの方が、イラストレーターさんらとの共同作業で質の高い兵器デザインを考案していくのに、参考になるかと思います。

下掲載は陸軍三式戦闘機を元にジェットエンジン搭載機とし、奥の物は計画機Messerschmitt Me109TLのコンセプトを導入したもの、手前の物は同じく計画機Messerschmitt Me262HGⅠ/ⅡのデザインをMixしたものです。

噴進式飛燕

私たちがデザインするに当たって気をつける点は、「或る兵器を発想の原点とし、それに他の或る兵器意匠や兵器コンセプトを投入することによって、新しい兵器を創造する」という部分にあります。

この理由は二つあります。
一つは、異質なもの同士を掛け合わせることで見慣れた筈の物に対する違和感を強調し、不思議なテイストを醸し出させる、という狙いです。
もう一つは、リアリティのあるディティール同士の融合により、全体で見れば異様なものでありながら、ディティールの現実感によって空想に過ぎる風味を打ち消す、という狙いです。
或る物同士の組み合わせは、イラストレーターさんや作図担当者さんへのスタイリングコンセプト提示=どういうものが欲しいのかの確実な理解を目的とする、のにも大いに役立ちます。
ディティールや全体の纏め方という点で、イメージが食い違うというのを防止することへ大いに役立つのです。

下掲載は、前blogで紹介の企画案『蒼海の艦隊帝国』用に作成した水上戦闘機"ヨルムンガンド"デザインで、Heinkel He162戦闘機のディティールを水上機にアレンジしたものです。

噴進式飛燕

1950年代以降に計画された試作ジェット水上機のエンジンレイアウトが、全て機体上面へ設置されているのと、He162のそれが似ていることを発想の拠り所としています。
これは、先に「ジェット水上機」という文芸上のコンセプトが先にあって、それから物語より後の時代に作られた同種機体のデザイン構成を観察し、戦時中のもので、デザイン上変化させずらい前記要素を持った機体を探したらHe162だった、という逆説的な発想によって形にしたものです。


こういう企画に終わった作品のそれだけでなく、私たちが世に出した作品の中に搭乗する架空機も、同様の発想でデザインを行ったものが多数あります。
『女皇の帝国』に登場するオートジャイロ"海兎"は、当初"震電"をオートジャイロ化すると考えていましたが、それでは時代設定的に先進的過ぎるということで、「零戦の胴体を前後逆にする」という発想に切り替えて、適度なクラシック感を演出しました。
戦闘機"極光"は、米試作機"XF5U"に"百式司偵"の機首を載せて、和風デザインテイストを演出したものです。

『女皇の帝国4』では、米の著名な四発爆撃機に日本製爆撃機のディティールデザインテイストを投入し、更に発動機レイアウトへちょっとした工夫を入れて、適度な先進性をアレンジしてみました。

『女皇の帝国 内親王那子様の冒険4』は2009年11月20日頃、発売です。

戦記冒険小説企画案の公開

本日はスペシャルコンテンツとして、戦記冒険小説の企画書を公開いたします。
全て某編集部さんとご相談の上で企画し、了解を頂いて公開するものです。
下記タイトル名をクリックすると別ウインドウが開き、内容を参照可能となります。

1.蒼海の艦隊帝国

2.旭日のジオ・フリート

3.大和撫子紫電改


『大和撫子紫電改』については、この後日談にあたるような作品を出版すべく、現在準備中です。

ノベルスは『商業出版物』であるため、まずは作家さんなりプロデューサーなりがこのような企画案を作成して、それが多くの読者に喜んでいただける物か?の検討を編集部で行っていただきます。
マーケティング的なジャッジを経ずに書かれた作品が出版に至るというケースもあり得ます。
しかしそれは「たまたま売れそうなものだった」或いは「売り方を心得た作品づくりが最初からなされていた」ということで、作家さんの文章表現力による魅力だけで本を出す、という判断をする編集部を私は知りません。

「博打的な作品づくり」をせず、「売れるように計算されたものづくり」をするために、作家さんやプロデューサーの手によって企画案を作成する、というのが一般的な出版企画のスタートです。
企画の考え方が間違っていたり、企画通りに最終出版物が仕上がらなかったりして、売れないことも多々あります。
しかしその失敗経験は、「何故売れなかったのか?」という再検証を行うことによって、「売れる作品づくり」を行うための能力を磨く、という、作家/PD/編集部の共有財産とすることが可能となります。

Paging Navigation

Navigations, etc.

About This Website

/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。